「ヘルスリテラシー」という言葉をご存じでしょうか。
「正しい情報を得て、理解し活用できる力」で、ここ数年世界的に注目されている言葉です。
日本は、このヘルスリテラシーが欧米やアジアの中で比べても低いです。
医療体制、インターネットが普及して情報過多になっていること、健康教育が十分でないことなど、様々な要因があると思います。
医療者として、どうアプローチしたら自分のからだ・健康に興味をもってもらえるのかな、と考えながら日々診療をしているところです。
自分のからだの異変にいち早く気づいてあげられるのは、自分自身です。
まずは自分のからだに興味をもちましょう。
また、健康に限らないことですが、なにか調べものをするときは、「情報元はなんなのか」「うのみにして良いのか」を一度立ち止まって考えてみましょう。