第18回日本女性骨盤底医学会

蜂須賀徹学会長の開会宣言で、幕を開けました。本学会のテーマは「内視鏡と骨盤底医学」です。北九州に何人の参加者が集まってくれるのか、どきどきです。

特別講演では、日本産科婦人科内視鏡学会理事長・日本医大の竹下教授より技術認定医制度についてのお話がありました。

シンポジウム1「各領域の内視鏡手術の現状とPOP手術について」では、泌尿器科藤本教授、産婦人科蜂須賀教授、外科平田教授にご講演していただきました。改めて、科を越えた連携体制が重要であると認識しました。

島田誠メモリアルレクチャーでは、古山理事長が懐かしい写真を見せてくださり、島田先生の声の入った映像も流れました。

シンポジウム2「安全なPOP手術をするために」では、星野先生が若松病院の周術期管理を提示し、産業医大の先生方(循環器、糖尿病、眼科、麻酔科)、若松病院の師長に発表していただきました。大変好評でした。

今回の目玉、フランスリール大学のProf. Cossonによるイブニングセミナーは、ヨーロッパのPOP手術のトレンド、メッシュ手術、biomechanical simulationについてのお話でした。昨年リール大学に行って直接依頼しました。日本は2回目とのことですが、2泊でばたばたの訪日でした。日本とフランスのウロギネ事情は似ていると感じました。

懇親会は八女の地酒の鏡開きから始まりです。蜂須賀会長、Cosson先生、学会の重鎮によりとり行われました。

升の裏にCosson先生のサインをもらいました。良い記念です。何人か同じことしてました。

2日目の教育講演では、がん研有明病院 金尾先生より、女性骨盤解剖についての講演があり、仙骨子宮靱帯についてのディスカッションがありました。

ビデオセッション「これだけできるようになりたいPOP手術」では、西村先生が腹腔鏡NTRについて話しました。

皆の協力で、無事に学会終えることができました。お疲れ様でした。